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一般の人については外科のお世話になることはあまり日常的ではないかも知れません。
急に症状が現れて慌てることも多くみられます。
『ウィキペディア(Wikipedia)』の記事から虫垂炎の診断について
お知らせします。
虫垂炎はありふれた疾患であるが、正確な診断は非常に難しい。
というのも、虫垂炎ならではの症状や検査所見がほとんどないからである。
腹痛を起こす疾患は数限りなくあり、右下腹部痛だけとっても腸炎、大腸憩室炎、卵巣炎、卵管炎、子宮外妊娠、さらには単なる便秘なども考えなくてはならない。
超音波検査やCTで炎症性に腫大した虫垂が描出されれば診断はほぼ確定するが、すべての症例にみられるわけではない。
したがって、虫垂炎の診断はあらゆる情報を総合的に判断した結果“最も可能性の高い疾患”として下されることになる。
乳幼児や老人では病状の割に症状や炎症所見が弱いことが多く、診断や治療が遅れる原因になる。感染に対する生体反応が弱いためと考えられる。
妊婦では子宮に圧迫されて虫垂が本来の位置から移動しており、典型的な症状が出ないことがある。また炎症が限局せず重症化する傾向にある。
極端に太っている人も診断が困難な傾向にある。
俗に「相撲取りが盲腸になると命取り」などという。
これは1938年(昭和13年)12月4日に横綱玉錦三右エ門が現役のまま亡くなって(直接の死因は腹膜炎だがこれは虫垂炎が悪化したことによるものである)から特に有名になった。力士は腹の筋肉が厚いなどのことから手術も困難である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』